デジタル化も良し悪し…
映像関係の仕事に携わって約10年。
便利になったなぁ…と思うのは、映像を録画する媒体が、フィルムやテープから、SDカードなどのデジタルメディアになったことです。
特にアシスタントとして仕事をするにあたっては、昔はバックアップを取るのも【実時間】待って「ダビング」するが当然でした。
つまり、撮影が長くなればなるほど、そのあと家に帰るのも遅くなるのです。
ところが今は、1時間ほどのデータであれば10分かからずコピーできてしまいますし、複数のSDカードを同時にコピーすることもできます。
テープ時代とは比べ物にならないくらい、とっっっても楽になったのですが、反面で弊害も。
何でもすぐに終わる、早く出来上がると思っている偉い人たちからの
「なる早で。」「明日の朝一までにお願いね。できるでしょ?」というプレッシャー…。
便利になって時間に余裕ができたのなら、
身体や気持ちを休める方に役立てたいとは思いますが、
なかなか世の中そうはいかないみたいです…。
ビスコたべる子
女性/37歳/東京都/自営・自由業
2019-10-31 19:08