社員掲示板

本日の案件

異常な程反抗期が長く、約10年親に反抗しながら生きていました。
その間にあった高校受験当日の朝のことです。

面倒くさがっている私に対して
「だったら行かなくていいよ」と冗談のつもりで言ったであろう母の言葉に、ひねくれていた私はヘソを曲げてしまい、自分の部屋のお布団に立て籠りました。

母も私の態度が本気だと気づいたのか、布団を引っ張りながら一生懸命説得してきました。
しかし何十分攻防を続けても私が出てこないその状況に、今度は担任の先生も家にやって来て、大人二人で布団をひっぺがしにかかりました。
「あんにんとうふ!!いいから出てこい!分かってるのか!?受験だそ!?」
先生も躍起になって説得しますが、私は
『絶対に負けない!行ってやるもんか!』
そう強い気持ちで、天の邪鬼な自分に涙を流しながら、爪が剥がれそうになりながらも決して布団を離しませんでした。

やがて絶対に間に合わない時間になって、先生は帰っていきました。

なんで私はこんなにひねくれているんだろう…
なぜ軽い気持ちで言った母の言葉にあんなにも腹を立ててしまったんだろう…
受験料だって高いのに、裕福じゃないのに………

後悔の気持ちでいっぱいで、その日はご飯も食べず、ずっと布団の中で泣いていました。

幸いその日の受験は滑り止めの学校だったのでなんとか高校には進めました。
沢山迷惑をかけたぶん更正せねばと、今では仕送りをしたり旅行に連れていったり、親孝行しています。
ずっと後悔している事件なので、採用ハンコを貰って供養されたらいいなー!

あんにんとうふ

女性/30歳/東京都/アルバイト
2019-11-05 14:33

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