こんなプレゼント案件

本部長、豊崎秘書代理、リスナー社員の皆さま、お疲れさまです。

私が小学校４年生の時に、人生初のバレンタインデーのチョコレートをもらいました。
同じクラスの女の子が我が家まで来てくれて、小さな包みを私に渡してくれたと同時にそそくさと帰ってしまいました。
包みを開けてみると、それはピストル型のチョコレートでした。
私は子供心ながら「これは何かの宣戦布告かな？」と思いながらも、次の日に学校で真意を正そうと思いました。
ところが翌日朝のホームルームで担任の先生から、
「突然ですが、〇〇さんはご家庭のご都合で遠くに転校してしまいました。みんなにお別れを言うのが淋しいので黙っておいて欲しいということでした」
という衝撃の事実が明らかになりました。
他の女の子に聞いてみてもその女の子がチョコレートを渡したのは私一人だけだそうで、
携帯電話もメールもない時代、チョコレートの甘さと涙のしょっぱさが混じった、淡い子供心にキュンときたプレゼントでした。

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