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雨の中嶋

元 F1ドライバーの中嶋 悟さんといえば、

1989年の最終戦オーストラリアGP

とてつもない豪雨の中、開催されたレースで、トップクラスのドライバーが次々にスリップしては、クラッシュしてリタイアしていく中、ファステストラップ(そのレースにおける、一周をもっとも速く走ったタイム)を更新しながら、予選22位から、4位まで追い上げ、3位入賞のリカルド・パトレーゼを、パスする寸前まで追い上げたレース。

まさに『雨の中嶋』の異名通りの壮絶なレースでした。

実は当時、38歳になっていた中嶋さんにはF1の横Gが辛かったそうで、ドライコンディションのハイスピードでは、高速コーナーで意識が朦朧とすることもあったとか。

ところが雨になると、各車スピードを落として走らざるを得ないから、スピードが落ちればコーナーでのGの負担は、自然と減るので、コントロールに専念できる、と。

もともと「別に雨でスリッピーな路面なんか気にならないよ」というくらい、車のコントロールには定評のある中嶋さんにとっては恵みの雨。それが実は『雨の中嶋』のカラクリだったという話。

タラレバが無意味なのはわかっちゃいるが。

F1レギュラードライバー日本人 第一号

国内では、星野を下して最強だった中嶋さん。

できれば全盛期の若い時に、F1のシートが用意されていたなら、もしかしたら、いや、きっと表彰台の真ん中に立つ姿が見られたかも知れない。

もちろん。
そうした運・不運もふくめて、スポーツ選手は神に愛されるわけだが。

コーギモモ

男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-11-10 22:44

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岐阜の峠道を家のボロ車を引っ張り出して夜な夜な駆け回るというのは聞いた話…

彼はどこのサーキットでも自分でプレリュードを運転して来ていました。トランクを開けて、その場で全裸になりノーメックス(耐火性)の下着、レーシングスーツを付けて、ヘルメットとシューズを抱えて、スタスタとパドックへ歩いて行ってました。

フルシートの可能性が出始めた頃は何に時間を使っているのか分からないほど、ボロボロでレースウィークの練習走行と予選の間などにパドックの床に座って寝ている事がしばしばでした。

星野さんが「何でそんな無理するの?」と声をかけたほどです。

でもF1が目標であったので、ホンダの力と中嶋さんの集金力で到達できました。F1のシートは金で買える。逆に金を詰めなければ乗せては貰えない世界、そんな時にスポンサーを口説き回る事は大変だったと思います。

中島さんよりも若い世代ですが、生きていれば「高橋徹」がF1で走る姿を見て見たかったです。後に中嶋さんが語ったセナの走りが凄いという内容を星野さんや中嶋さんよりも20も若い世代なのにやっていた人物でした。

FUJI2

男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2019-11-11 06:35

FUJI2さん。

そうですね。亜久里さんも乗ったわけですから、高橋徹も乗れてしかるべきでしたね。F3は本当に早かった。。。それこそタラレバですが。

コーギモモ

男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-11-11 09:29