不本意なスポットライト案件
本部長、秘書、社員のみなさま、おつかれさまです。
今日の案件ですが。
高校2年の時です。私のクラスは担任の先生の意向で、秋の文化祭で演劇をすることになりました。私は演劇部の友達と一緒に、小説をもとにして脚本・演出・役者をすることになりました。そもそも先生の意向で模擬店でなく演劇になったので、みんなやる気もそんなにはありませんでした。運動部の男子は部活に早く行きたいために放課後の練習は嫌がるので、こちらが”この日とこの日の15分だけ“など分けてお願いする形で練習していました。直前になってくると、なんとか最低限の練習はしてほしいので、「◯◯くん、お願い!」と言っていたのだそうです。
演劇部の脚本・演出やみんなの練習の甲斐あって、同じ学年で、同じく先生の意向で毎年”蒲田行進曲“をやっているクラスを抜いて最優秀賞に選ばれ、とても嬉しいかったことだけ私は覚えていたのですが。
年明けの2月の修学旅行最終日、クラスごとの夜のレクリエーションの時間でのことです。クイズ大会か何かで負けたチームの罰ゲームのとき、ある男子が、
「じゃあ、ものまねをしたいと思います。文化祭の練習の時の、✖︎✖︎さん(私の名前)のものまね。
『えー?ここだけでいいから!□□くん、お願い!』」
と、手を合わせてお願いするポーズをつけてクラス全員の前で私のものまねをされました。
ドッと大きな笑いと共に、視線はものまねをした男子と私に一気に集中‼️顔から火が出たかと思うくらい恥ずかしかったです。
笑いが起きたってことはそこそこ似てたと思ったし、突然、人生で初めてものまねされて自分を客観視することになったというのは、まだまだ思春期だったこともあって穴があったら入りたい気持ちでした。
ただ、今では大事な思い出です。
大事な時だけコンタクト
女性/50歳/東京都/パート
2019-11-12 13:44