社員掲示板

島根県の海

こんばんは。久しぶりの書き込みです。

あの時テンパったこと。
それは、小学生の時に、友達の家族と島根県の海に遊びに行った時のことです。

山口県の祖母の家に夏休みで遊びに行っていた私と兄。
近所に住む母親の幼なじみ家族が、海に遊びに行くというので連いていきました。

砂浜で遊ぶのかと思っていたら、なんと、船で無人島まで行って泳ぐというのです。そりゃもうテンション上がりました。
屋根のない、10人くらい乗れるようなモーターのついた船に乗り込み、いざ島へ。
綺麗な水と、ほとんど人のいない海岸で思いっきり楽しみました。

問題が起きたのは帰りです。
大きな音を立てて走っていた船が突然変な音を立てて止まり、動かなくなってしまったんです。
友達のお父さんは無線で港と連絡しようとしてましたが連絡つかず。
周りは見渡す限り広ーい海。さっきまでいた島ももう霞んで見えるだけで、どちらに陸があるのかもわからない。
私は本で読んだ15少年漂流記や、ロビンソンクルーソンの話を思い出し、
このままどこかに流れていって無人島で暮らすのかもしれない、もうお母さんにも友達にも、会えないんだ!と怖くなって泣いてしまいました。

そのあと気がつくと、船の上で私は寝ていたようで、遠くに夕日が見えました。まだ海の上か、と思って起き上がると、ちょうど陸地に船がついたところだったんです!!
しばらく現実を受け入れられず、ここはどこの無人島だろうと兄を見ると、兄はいない。

二度目のパニックに陥っていると、知らないおばさんが抱き上げて船から降ろしてくれました。

後で聞いた話では、船のファンにビニールなどのゴミが絡まり、動かなくなったのでは?とのこと。結局1時間ほど海の上に止まっていたそうです。その後、通りかかった他の船に引っ張ってもらって元の陸地に戻れたとの事でした。

今から30年以上前のことですが、この話をする時にはあの時の恐怖が蘇ります。全然笑い話じゃない上に長くてすみません。

あぷりこっとん

女性/48歳/東京都/休職中
2019-11-25 16:45

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。