幹事物語2019
本部長、秘書、リスナーのみなさまお疲れさまです。私の忘年会幹事物語ですが、病院勤務していたときの話です。女性の職場と言っても良い病棟の忘年会。一人頭5000円の会費で参加者23人の幹事を任されました。女性だからと言ってアルコールに弱いわけではなく、むしろお酒好きの看護師さん。開始と同時に用意された瓶ビールはあっさり飲み終わり、追加のピッチャーが運ばれてくるわ、カクテルに梅酒、日本酒にウイスキーが飛ぶようにグラスのお変わり。その都度、私は飲むのもほどほどに、席を駆け回ること2時間。あっという間に飲み放題のラストオーダー。やっと一息つきながら自分のお酒を飲むことに、あまり飲んだ気がしないままお会計の金額が店員さんから渡されました。金額を見てびっくり、なぜか二万円ものオーバーになっていたのです。なぜそんなことが起きたのか、最初はよくわかりませんでしたが、店員さん曰く。飲み放題メニュー以外からも注文が入っていたのです。みなさん盛り上がりすぎてなにを頼んだかわからないくらいピッチが早く、いつのまにか別のメニューから注文していたのです。だからといってみなさんにお代を請求するにもすでに解散後。泣く泣く自腹を切ろうとしたとき、後ろから婦長が声をかけてくれました。事情を説明すると婦長はそっと二万円を差しだし、私は自腹を切ることはありませんでした。あのとき婦長がいなかったら、私の忘年会は苦い思い出だけとなっていたでしょうね。
ふわふわクッキー
男性/51歳/東京都/自営・自由業
2019-12-05 18:01