本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さま、お疲れさまです。
ワタシの「あの時、電流が走った出会い」はズバリ、家内との出会いの瞬間でした。
まだ若かった頃、毎日バリバリ働いていたところ、上司の指示で、毎週一日、1年間続く社内研修に参加することに。
その初日、クラスのメンバーが初めて集まる顔合わせの日、事業場から研修所へ向かう電車を駅で待っていたときのこと。
階段をコツコツと降りて来るハイヒールの女性が一人。ホームに降り立って足を止め、文庫本を読み始めました。
何となくその人に目が行き、立ち止まった姿に、いきなりヤラレました。自分には、まるで日本人になったオードリーヘップバーンその人に見えたのです。
その瞬間に一目惚れしたのですが、どこの誰だか分かりません。誰なんだろう・・・、と思っていると、その人は同じ電車に乗り、同じ駅で降りて、同じ方向に歩いて行き、自分の行き先である研修所へ入っていきました。
何と、同じ会社で同じ事業所に勤めている人だったのです。しかも同じ社内研修の受講生で、同じクラスになりました。
教室内の席取りは自由だったので、早めに行って、毎回彼女の後ろに座り、会話のチャンスを待ちました。
半年ほど経ったところで昼休みに教壇に立ち、スキーツアーを提案し、有志を募りました。幸い彼女も参加してくれました。
1年の研修が終わる頃には、信州へのテニスツアーを企画し、これまた彼女の参加を得て、徐々に仲を深めていきました。
そして当時はスマホもSNSも無い時代。社内の内線電話でデートに誘い、仲を深めて、2年ほどでプロポーズに至りました。100回くらいお願いしたと思いますが、やっとの事で、お嫁に来てもらって今に至ります。
長くなりましたが、忘れられない出会いです。
のんびりタック
男性/65歳/東京都/スカロケスポーツサイクリング部
2019-12-11 16:16