電流が走った出会い!
10年くらい前のことですが、あの蒸し暑い台湾の夜市での出会いは忘れられません。
僕は雑貨屋の店頭でつまらなそうな顔で店番をしている女性に声をかけました。
その女性が持っていたテニスラケットのようなものが気になったから……。
何かのオモチャだと思い、それが何かを尋ねたものの、彼女の説明はイマイチ分からず、僕はそのラケットを手に取ってみました。
その瞬間、持った手に強い衝撃が!
なんとそのラケットは、網の部分に電流が流れているハエ叩きのような道具だったんです。
最近では日本でも売っていますが、当時は日本にはなく、うかつにも僕は網の部分を触ってしまったのです。
あの時、僕の手に走った電流の痛みは、爆笑する店のオバさんの顔と共に、今でも強烈に覚えています。
すいよう西田
男性/52歳/東京都/フリーライター
2019-12-11 17:14