本日の案件
電流が走ったのは、高校3年生の2学期の冬でした。
いつもは静かで目立たない、同じクラスにいる佐伯くんにビビッと電流が走りました。
佐伯くんとは同じ美化委員で活動してましたが、3年生になると学食裏の自動販売横のゴミ箱を掃除する…という当番が回ってくるんです。
高校3年生の男子なんて、それこそ掃除をふざける・嫌がる姿しか見た事無かった私ですが…
佐伯くんは違いました。
「制服が汚れるから、俺が洗うよ」
と率先してゴミ箱を洗ってくれて、重い缶の袋をゴミ出し場所へ持っていってくれました。
私にはペットボトルの袋を1つしか持たせません。
その姿勢にビビッと電流が走りました…
静かで目立たない、どっちかと言えば地味だと思っていた佐伯くん。
それは地味ではなく、大人なんだなと電流が走りました…
クラスではあまり接点がなく、登下校の挨拶くらいしか会話もしませんでしたが、私のハートは盗まれてました(笑)。
それからは美化委員の仕事は楽しかったですが、ビビッと来たのが冬だったので、残りの2ヶ月くらいしかちゃんと話せなかったのが心残りです。
男の人は見た目じゃないな〰️地に足ついてなきゃダメだなと思った高校3年生の冬でした。
ねこまっこ
女性/43歳/埼玉県/会社員
2019-12-11 18:19