サカちゃんの悲惨な恋の行方は・・・
いつもの東十条のお店で飲んでいると、
今まさに、恋に悩んでる53歳の独身男、サカちゃんが
その不安と揺れる心を打ち明けてきた
相手は赤羽のスナックでバイトする、22歳の独身女子
≪彼の1時間の告白を要約すると以下のような感じ≫
彼女は毎夜、いろんな男と楽しそうに戯れる
それが仕事だからと分かっていても
そんな姿を見てると、居ても立っても居られない
「昨夜は〇〇さんに送ってもらっちゃったの
でも〇〇さんは紳士だから安心して
本当に送ってもらっただけだから・・・」
なんてこと言われると、落ち着いた対応をしなきゃ
とは思いつつ、つい言葉が荒くなって・・・
会っている時はまだいいんです、問題は会ってない時です
今彼女は、本当に一人で居るのか?あいつと会ってるんじゃないか?
誰かと楽しそうにラインしてるんじゃないか
なんてことばっかり考えて、疲れて、仕事にも集中できなくて・・・
ここまで行くともう病気、そしてかなりの重症だ
「お医者様でも草津の湯でも治せない」
だからこんな状態の男にはどんなアドバイスもするだけ無駄
さらに話を聞いただけで、十分に疲れたところに
丁度よく、お休みだった美魔女のパートのチエコさんが飲みに来たので
相談のバトンを引き継いた
すると、チエコさんは即座に
「バッカじゃないの、いい歳して、早く目を覚ませよ!」と大声で言った
でもいい歳してるからこそ、若い娘に恋狂いしちゃったわけで
そして、すでにホントのバカになってしまってるから
目を覚ますことは当分ない
次回の、ここで、サカちゃんに会うときは
きっと悲惨な展開になってるだろうなあ~なんて、ちょっぴり期待してるボク
「皆さん、次回、サカちゃんに会うときを、お楽しみに!」(笑)
とようのドラ息子
男性/47歳/東京都/自営・自由業
2019-12-12 06:36