空母 いぶき
映画【 空母 いぶき 】を観ました。
かわぐちかいじ 原作の映画化。
自衛隊を題材に、東シナ海の架空の戦闘状況を描く。
敵を上回る戦闘能力を持ちながら、自衛隊として『専守防衛』を貫いて、常に後手の対応を迫られる主人公達。
「二度と戦争は起こさない。それが国民との約束」
「俺たちが今やってる戦闘と戦争はなにが違う?」
「市民に被害がおよぶ、それが戦争だ」
これは わかりやすい。
しかし、それなら なおのこと、最前線の自衛官には最新鋭の装備で送り出してあげたいと思う。自衛官だって市民であり、誰か息子であり、誰かのお父さんなんだから。
某 政党が「100億の武器より保育所を作れ」とか、キャンペーンをしていたけど話の次元が違う。
いつ弾(ミサイル)が飛んでくるかわからない無法地帯の一軒家に暮らしていて、ホームセキュリティーをどうするか?という議論の中で、食費や光熱費のやりくりは別の話でしょう。
GDP(国民総生産)に対する軍事費の割合はアメリカ 3.1% ロシア 4.3% 韓国 2.6%に対して
日本は 0.9%
1%をこえると世論の猛反発がある。
戦争はいけない。
戦闘は極力さけなくてはならない。
でも、もし、どうしても戦わざるをえない事態になったら、必ず勝てるようにしておかなくては、それこそ命と税金の無駄ではないだろうか。
あまり知られていないことですが、
防衛白書によれば、外国の戦闘機や無人偵察機が日本の領空を侵犯して、自衛隊機がスクランブル(緊急発進)しているケースは毎年200件あまり発生している。
ちょっと調べてみたのですが、
領海侵犯で海上保安庁が警告を発しているケースも200件あまり、接続水域まで範囲を広げると500件にもおよぶ。
「自衛隊って普段 何してるかよくわからない」
という国民の認識は自衛官にとって、平和の証しであり、自衛官の誇り、という自負もあるそうだけど。
オレ個人は自衛官には常に感謝していたい。
少なくとも存在を否定したり「安上がりの古い武器で戦え」などとは言えないのである。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2019-12-15 17:17