案件です。
20年以上前の話です。20代前半の頃に勤めていた会社では小ロットの工業用機械のコントローラーや配電盤、制御盤を製作していました。新潟県で歴史等を伝える施設を建設するのにあたり語り部のロボットを製作するとの事。仕事自体の依頼は都内にある会社に発注されましたがそこではロボット単体の製作しかしていなかったので制御装置は私の勤めている会社へ発注がありました。今回は珍しく私が製作のリーダーに抜擢され全て滞りなく無く進みロボットを製作する会社に納品してホッと一息をついて数日後現地で作業している会社のスタッフさんから電話があり制御装置から音声が出ないよと言われ調べてもらうと音声の配線がショートしているとの事。その部分は私が加工していた箇所でした。当時は徹夜が当たり前で眠さと戦いながら製作していたので今思えば当然の結果ですよね。直ぐに代替えの部品を製作し部品の交換の為出張の段取りを終えて久しぶりの出張にウキウキしていると段々顔が火照ってなんかだるいし熱もある。そうですこんな肝心な時に風邪をひいてしまったのです。仕事は昼間で夜は地元の料理に舌鼓とやましい考えをしたバツと思いお留守をしていました。私がリーダーとして手掛けた仕事というのもあり時はだいぶたってしまいましたがいつかは生で見に行きたいですね。
noahchan
男性/52歳/千葉県/会社員
2019-12-18 13:03