本日の案件
本部長 秘書 社員の皆様 お疲れ様です
社会人1年目に勤めていた会社で 入社して2週間ぐらい経った時の事でした
いつも通り外回りの仕事が終わって事務所に戻りデスクワークをしていると 電話が鳴ったため出てみると
電話をかけてきたお客様らしき人が
「 おう! ワシだよ! 」と言うので
私は「 えっ? あっ はい ◯◯商事の◯◯と申します 聞き取れなくて大変申し訳ありません お名前の方 もう一度よろしいでしょうか? 」と尋ねると そのお客さんは
「 だから ワシだよ! ワシ! 」と言うので
私は「 あっ こいつ 自分が上客でワシって言えば誰もが知ってると思って偉そうにしてる客だな? 」と思い
もう一度「 あのぉ 申し訳ありませんが ワシではなく お名前を言ってくれませんか? ワシって言われても わかりかねるのですが? 」と一蹴すると
そのお客が「 だからっ! ワシだって言ってるだろーが! もういいから他のヤツに変われ! 」と怒鳴り出したのです
そんな不毛なやり取りを繰り返す事数回
すると向かい側に座っていた事務員さんが 何かに気付き電話を代わってくれ ひたすら謝罪をしながらそのお客と話しをしてくれたのですが
その内容を聞いていて 私は「 ハッ! 」としたのです
もうお気付きかとおもいますが
そうです そのお客の名前がまさかの
「 鷲( ワシ ) 」と言う苗字だったのです
私は こんなドリフのコントみたいな事が勤務中に起こるとは夢にも思っていなかったので 真剣にやり取りをしていたのですが そんなややこしい名前の客が居るなら最初から教えといてくれよ!と思った電話の思い出です。
グリグリ
男性/60歳/東京都/パート
2019-12-19 11:47