今日の案件
忘れられない電話、それは亡くなったおばあちゃんとの電話です。
生まれた時からとっても可愛がってもらったおばあちゃん。
おばあちゃんは北海道にいて、私は父の転勤で中学生の時から関東に住んでいたので、2、3年に1回しか会えていませんでした。
3年前の1月3日、友達と飲みに行くためバス停に向かって歩いている時、ふとおばあちゃんに電話しようと思いついたのです。
お正月の挨拶をして、私はその前の年末に結婚したばかりだったので、暖かくなったら旦那さんと会いに行くねーなど他愛のない話をして電話を切りました。
その日の夜、体調が急変して、翌日の朝早くおばあちゃんは亡くなってしまいました。
私との電話が、一緒に住んでいたおじいちゃん以外の家族との最後の会話になったのです。
なぜあの時電話しようと思ったのか、自分でも全然わからないのですが、話ができてよかったという気持ちと、もっと早く会いに行けばよかったという気持ちを毎年、年末年始の時期になると思い出します。
むっさんママ
女性/37歳/神奈川県/看護師
2019-12-19 17:41