忘れられない電話案件

本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。本日の案件ですが、まだ携帯のない大学生の頃、夜中に突然自宅の電話が鳴りました。電話に出ると「なんとかさんですか？」と女性の声。知らない苗字で実は間違い電話でした。「違います」と言って電話を切ろうとしたら、「ちょっと待って、少しお話しませんか？」とのこと。なんとなくそのまま話していると、思いのほか話が盛り上がり1時間くらい話していました。その後も時々電話で話すようになり、どういうわけか顔も知らない相手とクリスマスプレゼントを贈りあったりするような仲になりました。半年くらいして、思いきって「今度会いませんか」と話すと、「是非」ということになり、名古屋まで会いに行きました。しかし待ち合わせの場所に彼女は現れず。携帯のない時代だったので連絡もできず帰ってきました。その後の事はよく覚えていませんが、なんとなく電話もしなくなってしまいました。もし会えていたらどうなっていたのかなと思いますが、今では良い思い出です。以上、間違い電話から始まった淡い恋のお話でした。

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