社員掲示板

ん…こうなるのもやむ無し

心臓の病気で検査を受けたところ主治医が肺がん病変を見落として、1年半後に肺がんと診断された…

専門医制度は高度な診察と治療を受けられる。でも専門外であると見落とされる、あるいはそもそも見ていない可能性もある。まして画像診断を専門とするのは放射線科医であり、一般の診療科医は自分の得意分野だけを見ることが多い。

そして放射線科の認定医は5千人ちょい、日本の大学病院とその分院の数だけで163施設、そこに数人の認定医がいればそれだけで残りは4千人程度…全ての病院で全ての画像を見る事は極めて難しい…

でも患者さんにとっては医師は全能と思われる。この間違った期待を専門病院へ持ち込んでも良い結果が得られるとは限らない。しっかりと診療して、大きな医療施設の専門医にコンサルを的確に行える街のクリニックを自分で探して持つべきです。

放射線科医は画像を読むことだけが仕事ではありません。放射線治療を行う施設もあります。近年AIで画像を読み込み、過去に学んだ実例から病変の可能性のある部分を抽出するシステムが出て来ています。こうしたシステムを大規模地域で大量の画像を処理させて、怪しい部分とそうでない部分を確認して精度を上げて行く仕組みが必要かと思います。この後はシステムが怪しいと判断した画像を集中的に見ることができるようになり、見落としや見逃しが少なくなると思います。

FUJI2

男性/65歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2019-12-25 21:59

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