今日の案件!
本部長、秘書、リスナーの皆様お疲れ様です。
本日の案件でちょうど1年前くらいの話ですが、
当時私はバイトで32時間労働をしてヘトヘトに疲れて夜、電車に乗ってました。
運よく座れたのでそのまま寝てようと思ったらすぐ斜め前で立っていたオッサンと若いサラリーマンが喧嘩を始めました。きっかけは社内移動をしたサラリーマンがオッサンにぶつかって誤らなかった!という内容でした。お酒に酔っていたオッサンはもの凄い剣幕で若いサラリーマンに詰め寄り、サラリーマンもイライラした様子で言い返していました。このまま殴り合いとかになってこっちに雪崩れ込んできたらやだな、なんて迷惑なんだと思いましたし同じように周りの人も黙ってはいましたがそう思ったと思います。
いよいよオッサンが殴りそうになった際に30代くらいの女性が二人の間に身体を滑り込ませて「もう、やめましょうよ!」と柔らかい口調でオッサンに言い聞かせました。
すると彼女に守られている状態のサラリーマンはその場を彼女に任せて空いた席に避難して本を読み始めました!「あいつ、守られといてなんてやつ!」と思いつつ女性の方をみると酔ったオッサンの愚痴を献身的に聞いてなだめていました。
電車が終点になり私も彼女らも降りたとき若いサラリーマンは我先にどこかに行ってしまったのですが、なんだか結局ずっと傍観していた私も同じかもしれない・・と思いました。
どうしてもモヤモヤしてやっとオッサンに開放された女性を追いかけて事情を説明して、「さっきずっと見てるだけですみませんでした。ありがとうございます!」と言ったら
「みんな、疲れているのは一緒だからお互い様よね。わざわざありがとう。」
と笑って改札を出ていきました。
なんだかちょっと泣きそうになりつつも彼女に感謝し、口にだして言えたことはよかったと思っています。
あの時のお姉さん、本当にありがとうございました。
かっこよかったです。
鹿島
女性/32歳/東京都/会社員
2020-01-08 17:53