1月15日(水)会議テーマ 夢、変更案件〜その訳は〜
本部長、秘書、みなさまお疲れさまです。
私の夢は介護福祉士として高齢者の身の回りのお世話をしながらご自宅で自立した生活を豊かに送れるよう支援していくことでした。きっかけは、祖母が1996年にパーキンソン病で寝たきりになり、私の父親をはじめとして家族で介護をしていたのです。しかし、専門的知識がないままの介護では、祖母も父親もみんながただ疲れていくだけの光景が広がっていったのです。私がしっかりと勉強して、祖母も父親も疲れない介護をしたいと思い、介護福祉士となりました。それからは、病院で高齢者の世話をしながら、時折祖母の介護をし、天職ではないかと思えるくらい、介護の世界に没頭していました。ところが、その介護福祉の世界を続けられない出来事が、2006年に起きました。それは、私の失明という全盲者としての生活が訪れたからです。私は生まれたときに目の難病を抱えていました。いずれは中途失明をするという医者の断言通り、30歳の時失明となり、介護の世界を去ることとなりました。それからは、マッサージ師となりましたが、高齢者と関わるという点ではそれほど違いはないので、自分の夢が半分だけ継続はしている気がします。
ふわふわクッキー
男性/51歳/東京都/自営・自由業
2020-01-14 21:41