本日の案件
夢変更案件と言うことで、
昨年の話をさせてください。
私はちょうど一年前まで、
実業団の陸上競技部で長距離選手として活動しておりました。
当時の夢は2020年のオリンピックに出場。
人生で、自分が競技者として脂ののったタイミングで、母国が開催地のオリンピックが開催される、
こんな夢のような、漫画のような巡り合わせがあるのであれば、出るしかないと思い、これまで関わった全ての人に感謝を返せると考えていました。
しかし、
足の力が入らなくなるジストニアという、
脳から筋肉へ指令を送る神経系に問題がある病気にかかってしまいました。
レースはおろか、練習でも足に力が入らず転んでしまう毎日。
これ以上競技をすることは日常生活にも影響が出てしまうらしく、
悩みに悩んだ末、引退を決意したのです。
私の夢はそこで終わり、
人生の半分かけてきた陸上競技とこんな形でお別れするとは思いもよらず、
ずっと虚無感にかられてしまっていました。
しかし、
長い時間を費やし、
ついに次の夢を見つけました。
それは、
「学校の先生になって陸上競技を生徒達に指導する」ことです!
私は元々指導するために言葉をかける事が大好きで、いつも部活の後輩には強くなってほしい一心で声をかけていました。
その経験を活かし、
これからを担う生徒に、
夢に破れた私だからこそ伝えられる事があると思いますので、その言葉を探していきたいです。
東京オリンピックの夢は潰えましたが、
次の夢を見つけて方向転換。
勉強に勉強を重ね、
積極的に私立などの教員採用試験を受けて行きたいと思います。
珈琲蜂(コーヒーバチ)
男性/30歳/千葉県/公務員
2020-01-15 17:20