惹かれてしまう
【ソマリと森の神様】
1000年の時を《森の番人》として生きる定めのゴーレムと森に迷い込んだ幼い人間の子どもが、(滅びてしまっているかもしれないけれど)《ヒト》の住む国を探して旅をする。
というお話し…らしいです。
森山直太朗のOP で始まるアニメ版『ソマリと森の神様』が始まりました。
幼い頃から大きくて異形なモノに惹かれてしまうので、
古くは
ゴジラ、キングコング、キングギドラに『風の谷のナウシカ』の巨神兵
近頃では
『魔法使いの嫁』のエリアス・エインズワース
がお気に入り。
人間が巨大化したものはNGなので、ウルトラマンや『進撃の巨人』に出てくる巨人にはそそられません。
『ソマリ~』のお父さんは、まさに私の好み☆
ただ、最近のアニメや漫画をみていて思うのですが、ストーリーに既視感があって展開を想像しやすい。過去の人気作の“つぎはぎ”をしているように見えてしまいます。『ソマリ~』の原作も読んでいないし、アニメも第一話しか観ていませんが お父さん(=ゴーレム)は、『天空の城ラピュタ』の 庭園にいたロボット兵を彷彿とさせました。
でも、お父さんの額(というより、顔面だな)が縦に割れて《眼》が現れるのは気に入った。
あっ! これも『三つ目が通る』の写楽 保介か! 私は、お父さんのその姿を見た瞬間《機械伯爵》を思い出しました。
『ソマリ~』には沢山の異形が登場しますが、猫が《猫のまんま》なのも気に入りました(でも、尻尾が3つだったり 興奮すると額に3つの目が現れたりするけど)。カエルや象、一つ目鬼など他のキャラクターは、みんな二足歩行です。
動物バージョンが多いのも流行なのでしょうか?
漫画『BEASTARS』も二足歩行の動物達の学園ものだし。こちらは、絵本『あらしのよるに』にダブります。
ま、
良いものは模倣される
ってことだね。
豆乃花
女性/55歳/東京都/自営・自由業
2020-01-16 21:56