本日の案件
本部長、秘書お疲れ様です。
私はフードフェスでトラブルに巻き込まれたことがあります。
気になるブースの列に並んでいたところ、私の前にいた客の連れていた犬が突然ウンチをしてしまいました。
飼い主は、処理するものを持っておらずかなりテンパっていました。
突然、その飼い主は「すみません、リード持っていてもらいますか?」と言われたので、困った時はお互いさまだと思い犬のリードを持ちました。
飼い主は、そのまま列を離れ処理するものを取りに行ったようです。
すると1分ほどして、たまたま列の切れ目を歩き抜けようとする女性が犬のウンチを踏みました。
しばらく、時間が止まり私も唖然としてしまいました。
女性は我に返り「何これ最悪なんだけど。」と激昂してます。
このシチュエーションで、私は飼い主ではありませんとか明らかに通じなそうな状況なので
女性には一切目を合わせずに、私の犬じゃない感を出しました。
女性はずっと私の側から離れず目線を合わせようとしますが、私はただただ黙秘。
目線も合わせず、早く飼い主戻ってきて〜と願っていました。
こういう、急なトラブルに巻き込まれた時って実は何もできないんだなと痛感したと共に、他人のフリをし通した自分にやや自己嫌悪しました。
ちなみに、その後は飼い主がトイレットペーパーを持って戻ってきましたが、飼い主は女性の靴の裏まで綺麗にさせられていたので、列の後ろの人に先に進んでもらいながら、その場で5分くらいは拘束されていました。
ですが、あの飼い主にとって私が唯一の頼みの綱だったと考えると、良い人助けをしたなと今では清々しい気持ちで当時を振り返れています。
セキリン
男性/39歳/東京都/会社員
2020-02-06 12:09