パニックだった案件

お疲れ様です。
私は事務職ですが、以前、職場内で行われるいろんな研修会の司会を担当することが多い時期がありました。
ある日、職場の管理職全員が集まる研修会で、司会を担当した時のことです。
ちなみに大きな職場なので、管理職の人数は70名ほどで、これほど多くの偉い人たちを前にすることなんてなかなかないので、緊張していました。
その研修の終了時にいつも通りのアナウンス、
「先生、ありがとうございました。それでは皆さん、最後にアンケートを書いてご提出の上、ご退室ください」
と伝えたところ、なんとヤジが飛んできました。
「先生を拍手で送るのが先だろ！」
しかも、言ってきたのはなんと、副社長でした。
戸惑っていたら、今度は副社長の周りにいた数人の管理職も一緒になって
「そーだ！そーだ！」
とヤジを飛ばしてきたのです。

頭が真っ白になり、一瞬、固まってしまいました。
近くにいた私の上司に救いを求める目線を送ると、上司はすかさずマイクを交代してくれ、
「先生を拍手でお送りしましょう！」と繋いでくれました。
本業が司会ではありませんが、いつ何が起きるかわからないことを念頭に置き、冷静に臨機応変に対応しなきゃと上司から学ばせてもらいました。
とはいえあの出来事は一瞬でしたが恐怖の瞬間だったなぁ〜と思い出します。

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