「まだできることはないかな」
今日から休校なので子供たちのいない学校。活気がありません。いま思うことは、ただ一つ。例え卒業式が縮小されたにしても、6年担任として子供たちにできることってないかなぁと考えてしまいます。
「練習が十分にできなかった卒業式の呼びかけ、台本ありならできるかな」「中止になった謝恩会で歌う予定だった曲、卒業式で歌えないかな」
誰が悪いわけでもないこの状況だからこそ、やりきれない思いが募るばかり。もっともっとこのクラスで授業したかった。もっともっと、みんなと話したかった。六年生にとって大切な3月がなくなってしまった。そんなことばかり繰り返し考えてしまう日々。
最終日、子どもたちと泣く泣く約束したこと。担任の先生として、一人一人名前を呼んで見送ること。これだけは叶いますように。
やちゅはむ様
女性/37歳/東京都/公務員
2020-03-02 13:00