本日の案件
今月から異動になってしまった上司がまさに私のなりたい人、超人的にいい人です。
私が働いている場所では社員とアルバイト合わせて100人以上いますが、その方はその中で1番偉い立場にいました。
常に忙しいポジションだったと思いますが、1日に1回は必ずPC業務の手を止めて、部下が働いている場所を巡回し、一人ひとりに声を掛けていました。
風邪気味の人には「大丈夫?無理しないで帰るんだよ?」とか、仕事の処理スピードが頑張ってもなかなか早くできない人には「焦らないで。ゆっくりやったらいいよ」と声を掛け、人間関係で疲れている人には「最近どう?相変わらず?」と話を聞いてあげたり。
個人の性格や悩みなどを全て把握していました。
約1ヶ月程とんでもなく忙しくて、その方がPCから全く離れることができない日々が続いた時があります。
部下である私達も忙しかったので何も感じていなかったのですが、その上司からある日、朝礼でこんな事を言われました。
「最近みんなの話を全く聞いてあげられてなくてごめんね。忙しくてって言うのはただの言い訳で、俺が仕事ができない人間だから、時間を上手く使えてないんだ。もう少ししたら落ち着くと思うから、また嫌がらずに話しててくれたら嬉しいな」
感動して、朝から泣きそうになりました。
一生この人について行こう。こんなかっこいい大人になろう。そう決意した日でした。
残念ながら異動してしまいましたが、職場では今でも毎日のように、元気にしてるかな?素晴らしい人だったね、と話題に登ります。
おチビ
女性/33歳/栃木県/会社員
2020-03-09 13:22