本日の案件
本部長、秘書、社員のみなさんおつかれさまです。
本日の案件ですが、それは「登山」です。
大学に入るまでは、インドアで登山なんてした事もなかったのですが、大学生の時に付き合った彼の趣味が登山でした。
はじめは日帰りハイキングを一緒にしていたのですが、そのうち「山で一泊したい」と言うようになりました。
あまり体力に自信がなかったので、「足手まといになるよー…」とやんわり断っていたのですが、彼の熱意に負け行くことに。
しかもテント泊。テントや水は彼が持ち、私は自分の寝袋と食料を背負って登ることに。
前日に荷物を背負った瞬間、その重さに「あ、無理かも…」と思いました。
登山当日も、ゴロゴロとした岩場を踏みしめながら、「なんで来てしまったんだろう。山頂にたどり着ける気がしない。もう無理。」と何度も思いました。
しかし、彼は「歩幅は狭く少しずつね。また休もうか。チーズ食べると元気出るよ。」とゆっくり私のペースに合わせつつ、着実に歩を進めていました。
そんな中、山頂に着いた時の感動は計り知れなかったです。景色の美しさもありますが、私もやればできるんだという、自分でも知らなかった一面に興奮が止まりませんでした。
後から知ったのですが、一緒にハイキングをしていた時から、私の体力を見て、コツさえ掴めればもっと行けると感じ、テント泊登山に誘ったそうです。
今は私も山にはまって、よく彼(今の夫)と登山を楽しんでいます。
しもじまの小躍り
女性/33歳/東京都/会社員
2020-03-12 13:11