フルマラソン!
私の「やればできると思ったこと」、それは…フルマラソン完走です!
昨年12月、元々マラソンが趣味だった旦那と2人でホノルルマラソンに参加しました。
私は小学生の頃から、長距離走が大嫌いで大の苦手だったのですが、
ハワイ旅行に行きたい私と、ハワイに興味はないけどマラソンなら走ってみたいという旦那との折衷案で、意気込んで申し込み。
旦那は本番までに約1年かけて私を走れる身体に鍛えるつもりだったようなのですが、
私の仕事がめっっっちゃくちゃ忙しく、本番までに走ったのは、10キロを3回程度。。
幸い、ホノルルマラソンは時間制限がないので、完走できれば御の字のつもりで参加しました。
スタートは朝5時。イルミネーション輝く市街地を走っているうちは涼しくてまだ良かったのですが、
朝日が登り、ダイヤモンドヘッドを登り始める10キロ地点あたりで、もう脚がくたくた。
登り坂を走れる筋力は無く、そこから先はずっと徒歩。
20〜40キロ地点までは日影のないハイウェイが続き、陽が高くなればなるほど体力は消耗。腿が上がらず、給水所でもらう水を脚にかけて冷やしながら進みます。
5時間を過ぎると、沿道の応援や給水所もどんどん撤収、規模縮小していくのが気持ち的にも辛く、お腹も空くし、30キロ地点ではもう良い大人なのに座り込んで泣きそうに。。
しかし「一歩ずつ進めばいつかゴールする!」、反対に言えば「一歩ずつでも進まないと永遠に終わらない…!」と思い、進み続けました。
ハイウェイが終わったところで、現地の日本人ボランティアの方が差し入れしてくださった一口そうめん、一口おにぎりが、本当に美味しくてありがたかったです。
さらに、40キロ地点で、先にゴールしていた旦那が引き返して迎えに来てくれました。
たった2キロが本当に長く感じましたが、ゴール付近でまた沿道の応援も増え、現地の黒人の警備員さんやサーファーのお姉さんが「Good job!」と声をかけてくれるのが嬉しく、涙を流しながらなんとかゴールできました。
結果は、9時間45分。
とにかく辛い気持ちの方が勝ってしまったので、達成感や充実感を味わうところまで行けませんでしたが、
どんなことでも少しずつ進めば何とかなるんだなぁと身を持って感じました。
参加して本当に良かったです。
ビスコたべる子
女性/37歳/東京都/自営・自由業
2020-03-12 17:34