米国が…
朝鮮戦争時代に制定された国防生産法によりGM(自動車会社)に人工呼吸器の製造を命令…
ドイツの死亡者数が少ないのは人工呼吸器の数とも言われている。ドイツには最大手のドレーゲル社がある。イタリア、スイス、スェーデンにも人工呼吸器の製造メーカーがある。
米国にもあるが、感染者数の急増による重症者ケアに台数が足りない事が予測される為に今回の発動になった。
法律の規定が若干異なる部分があるが、医療機器は法的に認められた製造設備(場所、道具、手順、そして人員)が無いと製造する事は出来ない。これをゼロから立ち上げるとなると事業所の許可、製品の承認などなどで年単位の時間を要する。
そこで持ち出されたのが戦時下の法律で、これにより作る場所も、作ることも、作られた製品を使用することも、全て現在の医療機器に関する法律をスキップして実を取る方策に出た…
さて日本では、重症者用の人工呼吸器の大半は輸入品、もっと重症な患者に使われるECMOはテルモ以外は全て輸入品です。増産するとはいえ、それは法の規制のもとで行われることです。世界中のメーカーは部品の多くを中国に依存しており、自国での使用要求量に追いつかなければ、製品輸出は停止してしまいます。
今の日本はまだ人工呼吸器に余裕があります。でも患者が増えると不足する可能性があります。そして、人工呼吸器を管理する医療スタッフは現状の数の患者を見るだけしかいません。
日本では機械を増やすにも法律、操作できる人を増やすにも法律の要件を満たす必要があります。となるとみんな揃って感染するわけにはいきませんから、分散的に行けるようにチョイと距離を取ることが良いのかもしれません(笑)
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2020-03-28 12:24