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ビューティフルドリーマー

20歳ぐらいの頃、
学園物で『高校の文化祭前日』が何度もタイムリープする、という映画がありました。

みんなでわいわい、夜遅くまで学校に残って文化祭の準備をして「さぁ、いよいよ明日だ!」って寝て朝になると、また前日に戻っている、という。

実は大好きな仲間とずっと楽しく暮らしていきたいという、ある女の子の夢の中に、魔法使いが人々を閉じ込めてしまった、というカラクリが徐々にわかってくるんだけど。


この物語の秀逸なところは、多くの人が体験してるであろう『文化祭の前日』というシチュエーションなんだよね。

高校生という、多少、帰りが遅くても許されるけど、まだきちんとした門限もあるような微妙な年頃。

普段、夕方には追い出される学校も、文化祭の時だけは公然と遅くまで居残りしていいという中、夜の学校で、やいのやいのと騒いだり、長々とおしゃべりをしたり、夜食を買い食いしたり、あるいは(共学の場合)は普段よりも女子を意識しちゃうこともあるだろう。

それは、後から思い返せば、夢のような時間であり、夢はいつか現実にとって代わるわけだけど。

例えば映画とか音楽とか、あるいは舞台やラジオなどにかかわる『モノを作る人』って、何かの手違いで、永遠に『文化祭の前日』をくり返してるような人達じゃないかと思うわけ。


それはレストランも同じなんです。


ずっと夢の中を生きてきた。

もちろん「何より命が大切」という意見は正しい。

しかし、殺伐とした現実ばかりの世界なら、
生きている意味を感じない。


例え感染症にならなかったとしても。

コーギモモ

男性/57歳/神奈川県/飲食業
2020-04-03 16:09

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『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』ですな。

(⌒▽⌒)(^◇^)(⌒▽⌒)

おしまい

オペラ座の怪人

男性/48歳/東京都/会社員
2020-04-03 17:06

レストランは舞台装置。
時間と空間を提供するための。

お客さんは、それぞれ物語を背負った主役になれる。

そこに美味しい料理と酒が華を添える。

こんな時間と空間だからこそ、粋な会話も交わされる。
そして、また明日からの現実を生き抜くための活力を溜め込む。

そんな舞台装置を設えることを生業として30年以上やってきた。
歴史だ。

この書き込みは、なんとも沁み入る。

鴻の親父(おおとりのおやじ)

男性/66歳/埼玉県/居酒屋やってます
2020-04-03 17:24

お疲れ様です!

僕も都内のレストランに勤めています。
お客様は、激減しているのが現状です。
昼・夜で予約0の日もあります(ーー;)

同業者さんの間では、しばらくお休みされるところもあるようですが、正直、1〜2週間、さらには1ヶ月休んだところで、世の中の情勢が好転しているとは思えません。

だからといって、多額の経費をかけて、少ないお客様のために営業することが正しいことなのか、経営者ではない僕にはわかりません。

ですが、僕は、レストランというところは、『非日常』を演出するところだと思っています。
なので、東日本大震災の日も、うちの店は通常営業しました(賛否あるかもしれませんが)。

とりあえず自分にできることは、来ていただいたお客様に、美味しかったと言ってもらえるデザートを作ることだけなので、何が正解なのかわからない時代ですが、明日も一生懸命頑張ります!( ̄∇ ̄)

まりも13号

男性/47歳/東京都/会社員
2020-04-04 00:25