社員掲示板

本当にごめん、ありがとう。

長文すみません。
私は今日、人生ではじめて御葬式に参加しました。祖母の御葬式でした。人間って、こうなってしまうんだ、と、今でも実感が湧かず、気持ちがふわふわしています。
タイトルでなんで謝っているのか、感謝してるのかというと、私が去年、とても仲良くなった友だちと、祖母に対しての気持ちです。

私はその友達と基本2人でお昼を食べていました。いつだったかは忘れてしまったのですが、忌引きについて話したとき、その子は言ったんです。

「私、お母さん1年前に死んじゃったんだよね」

私は言葉が出ませんでした。いつも私が母の愚痴を言ったり、母の面白エピソードを話したり…。
「今までごめん」と言いたかった。でも、言えなかった。軽率に謝って、変に傷つけそうで、こわくて、言ってしまったら私が泣きそうで、何も伝えられなかった。その日は一駅分、歩いて帰りました。涙が止まらなくて。でも、身内を亡くしたことのない私には「人が亡くなる」ということがわかりませんでした。どうやって私の気持ちを伝えればいいのか、なんで言えばいいのか、今までどう聞いてたのか。わからないことだらけで、ただ涙が流れるだけでした。そして、謝ることができないまま、休校になってしまいました。

だけど、ひとつ大きな出来事を経験して、わかったことがあります。「今は永遠には続かない」「生きている今が大切」ということです。当たり前で分かりきっているはずだけど、忘れがちなことに改めて気づかされました。生きていた時の姿、棺に入っている姿、お花やお手紙を備える時、棺の蓋を閉める時、火葬場に着いてから、骨になってしまった姿。
友だちは、どんな気持ちでその姿を見ていたのだろう、と考えてると、胸がギュッとなって、耐えられませんでした。おばあちゃんが亡くなって悲しいのもあるけれど、友だちのことも考えてしまい、涙が止まりませんでした。
おばあちゃんと友だちに、色々な、大切なことを教えてもらえました。友だちに、思ったことを素直に伝えよう、と思いました。

毛玉の付いたジャージ

女性/22歳/埼玉県/学生
2020-04-07 21:43

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