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教えてください。

PCR検査キットなるツールと言いますのは…

専門の知識と技量を伴わないと効果的かつ正確な診断および事後の処置は出来ないということでしょうか?

くろやん

男性/46歳/宮崎県/会社員
2020-04-12 20:30

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お疲れ様です。

結論から言います。PCR検査は専門的な知識と経験を有した資格者が適切に採取して、専門の知識と資格を持った者が検査機にかけないとなりません。

PCR検査は今はなるべく短時間で出来る仕組みを開発してきましたが、当初はウィルスを検査機の中で培養するために6時間以上の時間を要していました。

しかしながら、PCRの検査では一定の判定エラーが出ます。それが偽陽性もしくは偽陽性と言われるものです。また、インフルエンザ検査同様に鼻や喉を拭って検体を採取しますので、取る場所が悪ければ陽性にならない事もあります。

この検査は医療行為ですので、医師、もしくは医師の指示で看護師、臨床検査技師が行います。

そして検査機器は国の認証や承認が得られないと臨床で使う事はできません。日本はこれに長い時間と試験のための多額の費用がかかります。特定の事態ですので、国がどこまでこの点を理解して確実な物を早く使えるように出来るかが見ものです。

ついでにPCRはウィルスの状態を見て判定します。ですので、培養しても十分の量が無ければ陰性と出る事もあります。人間の身体は感染して治癒すると抗体という物ができます。PCRは罹っている検査であり、抗体検査は罹った事があると言う検査です。

抗体検査は血液で行います。喉や鼻粘膜で行うPCR検査では検査中に咳やくしゃみをすれば医師や看護師が感染する危険性があります。しかし微量な血液を採取して行える抗体検査は検査時の感染がありません。

確かクラボウが海外企業と契約して販売を開始する予定の抗体検査キットは検査時間15分、町のクリニックでもその場で検査が可能です。これも承認(認証)がいつ取れるのか次第です。

如何でしょうか?

FUJI2

男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2020-04-12 21:20

fuji2さん、詳細な御説明に感謝申し上げます。

PCR検査で自治体と国(政府)と医療機関(感染症指定病院)の間で温度差が生じた要因が一体全体どこにあるのか?

何となく掴めてきた気が致します。

一定数の検体に於ける、PCR検査のエラー発生は否定できないということですね。
問題は、そのエラーによって救われるはずの命(容態)が救われなかった時のリスクも理解して、ようやくPCR検査という診断方法(医療行為)が成り立つものだと感じます。

専門的スキルを要するということは、PCR検査の分母を闇雲に増やす(政治的)判断によって育休や介護休職の真っ最中にある医師や検査技師が取得中であるのにも関わらず、タスクフォース的なスクランブル出勤を余儀なく要請されてしまわないのか?

その部分も心配ですね(>_<)

くろやん

男性/46歳/宮崎県/会社員
2020-04-12 23:06