思い出のライブ
本部長、秘書、皆様、お疲れ様です。
ライブをやった側の話しなのですが、
僕は高校生の時に同級生と一緒にバンドを始めました。
そして、文化祭でコピーバンドとしてライブをやることにしました。
今思えば大して上手くもないのに、見栄を張ってテクニカルな曲を選び、
みんなが知らないようなバンドマン目線でカッコイイ曲を選び、
上手い俺らを見ろ!とばかりに意気揚々とライブに臨みました。
僕らの前に演奏したバンドは、当時人気のあったビジュアル系ハンドのコピーで大盛り上がり!
そして、僕らの出番になると・・・
みるみる人が減っていき、最終的には数えるほどしか人がいなくなりました。
しまいには体育座りで寝る人まで現れました。
難しい曲を選んだせいで演奏は完成度が低く、しかもみんなの知らない曲となれば、そりゃそうなりますよね。
何事も自分本位じゃなく、人がどう喜んでくれるかを考えないとダメだという、人生の教訓みたいなことを学びました。
「もう恥ずかしくて学校行けねーよ!」「もう死にてーよ!」
と、メンバーと落ち込みまくって食べたハンバーガーの味は、今でも忘れられない思い出とは裏腹に全く記憶にありません。
STR
男性/47歳/神奈川県/会社員
2020-04-14 13:10