除菌用アルコール…
ウィルスに対して効果の有るのは濃度80%前後のエタノールです。これよりも薄いものはウィルスへの効果が疑われ、実際に除菌用ペーパーなどとして売られているものは一般的な細菌などに効果があるとして販売されています。
しかし医療現場を含めて入手困難になった除菌用アルコール(エタノール)は以下の法規制をクリアしないと製造はんばいが禁止されています。
・医薬品医療機器等法(厚労省)
・食品衛生法(厚労省)
・アルコール事業法(経産省)
・酒税法(国税庁)
・消防法と都道府県の条例(消防庁と各都道府県)
そして厚労省と国税庁が酒類製造メーカーの高濃度アルコールについて特例的対応を認めました。
製品に消毒効果を表示しない、でも80%前後のアルコールであれば消毒効果は有るとする。これらの製品を酒税法から外す。これらのことで、いくつかのメーカーが飲料用の酒類生産ラインを転用して医療機関への提供を開始する様になりました。
こうした事はさっさと行う事で、法律をいじるだけなのですから政治家と役人が動けばすぐにでも出来る事です。もしも健康被害があったとしてもそれは後で救済すれば良い事で、今は多数が救われる事を優先すべきです。
高濃度アルコールの事例では14世紀に流行したペストで世界人口の20%が死亡する状況でポーランドは顕著に死亡者が少なく、その理由にウォッカを家庭内の消毒に用いたと言われています。その濃度90%超え…、素手で扱えば手荒れするのに…、でも酒呑みはそれを飲んじゃうんですよね…、人間の消化管は不思議です(笑)
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2020-04-19 09:18