学校の9月スタートは賛成です。
結論から言うと賛成です。
この機を逃すと永遠に議論に潰されてできないと考えます。
4月スタートとして、すでに2ヶ月授業の無い状態です。これは6月であっても7月であっても変わらないと考えます。
既に授業時間が不足しているので、今の子達は夏休みを返上しての授業を受ける事も考えなくてはなりません。
入試や就職などの調整が必要なのは当然です。でも就職に関しては経団連は9月スタートを以前から要望していたのですから、当然できない話ではありません。
学校の経営的に半年引っ張られるので、その間の固定費負担は考えなくてはなりません。それは文科省とやりとりして予算を貰えば済む話です。
国の事業年度と学校の始業年度を一緒にする必要はありません。具体例ならば英国が国の事業年度と学校の入学年度が異なっています。
昔の詰め込み教育を受けた自分の年代は1日8限授業を経験しています。今の子供達やその親達にこのような過酷な授業は無理です。
教育の平等は図らなくてはなりません。このまま4月スタートの状態で数ヶ月の休校が続いた状態で学校に教育成果だけを求めるのは無理です。となると「ゆとり世代」と揶揄されたように「休学世代だから使えない」と社会に出て嫌な思いをすることになる可能性があります。
じゃあ9月になったら終息しているのか?
これも多分ないと考えます。しかしそこから2ヶ月遅れる事と4月から9ヶ月遅れる事は意味合いが大きく違ってきます。
そして今までの日本のように技術力があり、製品化する力もあった。そしてそれを販売する高い能力もあった時代は既に過去の事です。今は昔の人達が残してくれた惰性で持っているようなものです。経団連が9月スタートを望むのは優秀な海外の学生を採用するためにそれに合わせて欲しいと言うのが本音です。そしてそれさえも海外企業との競争で崩れてきて、通年個別採用へ切り替わり始めています。全体の流れの中でますます日本が取り残されて、ガラパゴス携帯のように潰えて行く可能性さえ暗示しています。
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2020-05-01 14:17