子どもの頃のヒーロー、チョーカッケー案件
それは、父の会社でみた戦隊ヒーローショーです。子どもの頃、熱いまなざしで応援していた戦隊ヒーローが、父の工場に来て、悪い怪人がヒーローショーを乗っ取り占領。子ども達をかどわかす。
そのショーに釘付けに、前列で真剣に
胸を踊らせて、ヒーローショーを観ていました。
戦隊ヒーローショーのアクションに感動し、
ヒーローショーに欠かせないのが、戦隊ヒーローのサイン。
握手と好きなヒーローのサインをもらうのが、子どもの宝物でした。
サインをもらいウキウキ幸せいっぱいの私。
夢心地の中、ヒーローショーサイン会場から父に連れられ、会場脇へ。
そこで、見たものは
戦隊ヒーローのレッドが、父の同僚。
父は、軽く「お疲れ」と一言。
へこへこ挨拶する戦隊ヒーロー。
子ども心に、お父さんは戦隊ヒーローのそれも、レッドと友達なんだと、本気で信じた昔の自分を思い出しました。
父の職場の人間関係の広さに脱帽。
未だに、父親を越えられない
本当のチョーカッケーヒーローは、父親だった。
そんな気がする子どもの頃の思い出です。
御座敷警備隊
男性/48歳/埼玉県/会社員
2020-05-05 16:24