本日の案件
本部長、秘書、みるきーさん、社員の皆様お疲れ様です。
本日の案件ですが、私の小さい時からのヒーローは自分の兄でした。小さい時から兄は、頭の回転が早く、大人顔負けの言葉巧みな話術を持っており、サザエさんで言うところのカツオみたいな、ずる賢さもありました。
そんな兄とのエピソードで一番驚いたのは、とある休日で、父と行っていた将棋での一幕でした。
我が家では、休日に父と将棋をすることがちょっとした日課になっていました。父は全く手加減する事がないため、中々勝つことが出来ませんでした。
そんなある日、私と父で将棋を行っていた時に、珍しく父を追い詰めることが出来たのですが、そこから攻めあぐねて悩んでいました。すると突然兄が現れて、少し場を見渡した後に「ここに金を置けば良いんだよ」と、大して流れも見ずに、ひと言言い放ち、遊びに出かけて行きました。
すると、あんなに強かった父が
「あーコレは参ったなぁ。そんな手があったかぁ。降参だ。」と。
『えー!』
そんなサラッとやって来て、最後の一手をパッと打てるものなのか!
と衝撃を受けました。
初めて父に勝つことが出来てすごく嬉しかったのですが、それ以上に兄の潜在能力がとてもスゴイな、思わされました。
思えば、勉強ばかりしていた私にラジオの面白さを説いてくれたのも兄でした。
私の中では今でも尊敬するヒーローのような兄です。
クール・ザ・ゴールデンボール
男性/42歳/埼玉県/作業療法士
2020-05-05 17:46