本日の案件
本部長、秘書、皆様お疲れ様です。
小学生の頃、父の船に乗って家族で無人島に海水浴に行った時のことです。
泳いでいるうちに足の指に何かが刺さる感覚があり、みるみるうちに腫れて痛みが激しくなり、何とか砂浜まで上がることができたのですが、その場で動けなくなってしまいました。
看護師の母に見てもらうも何も原因は分からず、「病院に行かなくては!」となったのですが、父が乗ってきた船で沖の方に釣りに出てしまい、戻ってくるまで私たちはどこにもいけない状態でした。痛くて痛くて泣きわめいて「足の指切り落とすことになる?」と言う私に困り果てる母と手を振っても気づかない父。
10歳にして人生を諦めたその時、漁師をしていた祖父の船が!向こうも私たちに気づき近寄ってくれ、私の様子を見た祖父は「これはハオコゼに刺されたんだ!洗剤塗ったら治る!」と足の指に食器用洗剤を塗ってくれました。どうやら私はハオコゼという毒を持った魚に刺されたみたいで、科学的根拠は分からないのですが、洗剤を塗った途端先程までの激痛はなんだったのかと思うくらい痛みが引いていきました。
まさに祖父の助け「船」でした。
祖父は去年の秋に亡くなってしまいましたが、偉大な人だったな〜
あぴっぴ
女性/34歳/広島県/会社員
2020-05-19 18:08