小さな武勇伝?
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です!
その昔、私が地方のテーマパーク内に在るホテルで働いていた頃の話です。パークの目玉イベントで来園されたジャネッ○ジャクソ○さんが、私の勤務するホテルにご宿泊なさいました。私はルームサービス担当だった為、お部屋番号などの詳細を知る立場にありました。更に、お食事などは随行する専属シェフが対応する旨も聞いていました。ですので、まずご本人からのオーダーは無いだろうとタカをくくっていました。が、空が白み始めた頃突然電話が鳴り、部屋番号を確認すると、なんと、ジャネッ○様のお部屋番号。受話器を取ると、あの聞き覚えのあるシルキーボイスが…。慌てた私はジャネッ○様ご所望のベーグルをベーコンと聞き間違え、「カリカリにしますか?」とトンチンカンな事を口走り、「ベーグルよ!ベーゴー!」と朝からジャネッ○様に英語の稽古をつけていただいたりしながらも、無事に朝食をお部屋へお持ちしました。モチロンあくまでもロイヤルスイートをご利用のイチお客様として、ドアを閉じるまで普段通りの接客をいたしましたが、心の中ではサインや握手をお願いしたいもう1人の自分と必死で闘った、遠い昔の武勇伝?でした(^^)
ブルームーン
男性/53歳/神奈川県/会社員
2014-12-08 15:22