今日の飲食店あるある(RNにんにくさんへのレス、再録)
お客様のプライベートの外食はだいぶ利用機会が増えてきましたが、ビジネス利用については、ランチ営業が多少回ってきたくらいで、勤め人にしてみたら、まだテレワークだったり、出勤になっても自社も取引先もコロナで混乱してますから、仕事の整理に忙しく夜は接待や宴席もそれどころではないでしょう。
一般飲食店の自粛とは、各々で判断して下さいということだと解釈してます。自粛ばかりで倒産したら目もあてられません。
うちは営業中、マスクをしていません。
食品の製造販売だけを専業にしているわけではないし、レストランという文化的な視点において“粋”じゃないと思ってますから。
それでも承知されている常連様を中心に、なんとか最低限の売上を立てています。
「マスクをしていない」という通報が入居してる商業施設と保健所にありました。たぶんどちらも同じ人であり、お客様ではなく、ただの通行人でしょうけど。
保健所の担当の方は、衛生対策について2、3聞き取りと確認をしてお帰りになりました。もちろん衛生対策は昔から十分にやってますから問題はありません。
「保健所はマスクを始めとする衛生指導について、営業許可条件以上の強制権限はないんですよ」と言っていました。
言い替えれば「営業するお店側とお客様と、双方が納得される範囲で、衛生的にも、営業的にも、折り合いながら自助努力をなさって下さい。明確な基準はありませんので。」ということ。
営業時間も、営業スタイルも、密度や店内レイアウトも、テイクアウトも、出来る範囲で“ 経営 ”をすればいいと思います。
あとは助成金や、大家さんとの家賃の猶予や、より安い量販店での仕入など、出来る限りのことをやる。
テイクアウトも調理弁当だけじゃなくて、日持ちの良い惣菜やパスタソースなど真空パックにしたり、瓶詰めのジャムや保存食、ボトルのドレッシング、手作りクッキーなど販売しても良いですし、賞味期限や成分表示のA4ラベル用紙のフォーマットもネット上で無料ダウンロードできます。
税務署で一時短期の酒類販売許可証も、今は割りと簡単に取得できますから、店内であつかう地酒やワインなど販売しても良いし、これからの季節、氷水の桶に缶ビールを入れて店頭販売されても良いかもしれません。
出来ることはなんでもやりましょう。
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2020-05-26 01:36