案件
3年ほど前の話です。外資系企業に勤めている僕は、お客様10名ほどを連れて工場のあるミラノに出かけました。旅行中に、ホテルと会社の往復に飽きた僕は、ホテルから5キロくらい離れたドゥオモという大聖堂までジョギングにでかけました。ミラノで一番高い建物なので、ここならどこからでも見えるからすぐに見つかるから迷うことはないだろうって走り出しました。案の定30分で大聖堂に到着し、ホテルに向かって戻ろうとした時に気がつきました。大聖堂はミラノのどこからでも見えるけど、ホテルは全く見えないことに。そしてミラノという街は、どの通りも同じような建物が並んでいることに。道を聞かれたイタリア人は自信を持って適当なことをいうことに。携帯も財布ももたずに街を4時間走ってようやくホテルを発見しました。あのときの脂肪燃焼は人生で最高だったと思います。
ココシャチ
男性/61歳/神奈川県/会社役員
2020-05-26 18:01