本日の案件
本部長、秘書、皆様お疲れ様です!
私の忘れられないお弁当…
それは父の持たせてくれたお弁当です。
高校生の時、母が作ってくれたお弁当を毎日持参していましたが、母が具合悪くて寝ていたある日…
学校の売店でパンでも買おうと思ったら、父が「お弁当作った」と紙袋を渡してくれました。
父は全く料理をしないし、紙袋はやたら重くて中身は不安でしたが、好意を無下に出来ず持っていくことに。
お昼、こわごわ紙袋を開けると、中身は
「バナナ、半分食べたあんパン、食べかけの月餅、クッキー」
でした。
父は父なりに「娘にお昼ご飯を用意しなきゃ」と考え、父の好きな食べ物を紙袋に詰めてくれたようでした。
気持ちはありがたかったけど、
なぜそのチョイス?か、意味不明でした(苦笑)
その後、再び母が具合悪かった時に持たせてくれたお弁当は、
お弁当箱にご飯とちくわだけのお弁当でした。
あのときの紙袋やお弁当箱を開けたときの光景は未だ忘れられませんが、でも、この時に「お弁当には愛情が詰まってる」事を教えて貰いました。
ちろわん
女性/52歳/茨城県/会社員
2020-06-03 16:39