忘れられないお弁当
皆さんお疲れ様です。
私が忘れられないのは、小学校3年生の時の遠足のお弁当です。
私のリクエストで母の手作り肉団子が入っているお弁当を持たせてもらい、食べるのを楽しみにしていました。
出先の公園でお昼ごはんの時間になり、お弁当箱を出そうとリュックの中を見たら……無い!
お弁当箱が無いのです。
泣きながら担任の先生に伝えると、先生は自分のお弁当を半分こにして、私に食べさせてくれました。
その日、泣きながら帰宅し、母に報告。
大好きな母の手作り肉団子は「また作ってあげるから。」と慰められ、悲しい遠足は終わりました。
数年後、と言っても高校生くらいでしょうか。
無くなったお弁当は、実はクラスメートにより食べられたのだと、母から聞きました。
家庭環境が複雑な家のクラスメートが私のお弁当を盗って食べたと、その子の母親が私の母に謝罪に来たそうです。
何とも後味の悪いお弁当の思い出になりましたが、後日母が作ってくれた肉団子は格別の美味しさだったのは言うまでもありません。
あ~実家の母に会いたくなってきた(笑)。
(あれ?お弁当の思い出……?)
早くしなさい!が口癖
女性/52歳/千葉県/看護師
2020-06-03 17:09