アンビリーバボー案件

みなさまお疲れ様です。
私のアンビリーバボーな出来事は東日本大震災の当日に起こりました。
たまたま仕事が休みで、出先から戻る電車で揺れに襲われた私。電車が緊急停止した駅の近くにデパートがあり、そこに避難しました。
デパートの公衆電話で家族と連絡はとれたものの身動きできず、デパート側から飲み水などを提供してもらえたのでとりあえず留まることに。
本を読む気にもならず、階段に座ってぼーっと過ごすこと4時間。
目の前から見知った顔が階段を昇ってくるではありませんか！
デパートの近くに勤めている伯父でした。地震で夕飯の買い出しに出れなかった伯母に頼まれデパ地下で買い物をした、とのこと。
伯父は他にも食料が買える店はあったのにたまたまそのデパートを選び、他にも階段はあったのにたまたま私がいた階段を通ったのです。私のほうもたまたま伯父の勤務地近くに電車が止まり、なおかつ他の階ではなく地下と一階の間にいたなど、いくつもの偶然が重なる、まさにアンビリーバボーとしか呼べない出来事でした。
そのおかげで一緒に歩いて伯父の家まで行き、泊めてもらうことができました。
それ以来伯父は私の「運命の人」ということになりました(笑)

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