社員掲示板

父親のひとこと。

みなさん、おつかれさまです。

私は、三姉妹の三女で、姉たちと6つ年が離れていることもあり、両親に可愛がられて育ったと思っています。でも、父は私がテストで100点を取っても、いい成績表をもらってきても、一度もみることがなかったので、子供に関して無頓着なのかな、と学生の頃はずっと思っていました。
大学卒業と同時に、就職の関係で上京することになり、実家で最後の夜を過ごしていたとき、父が私の部屋を訪ねてきました。部屋にはいってきて、二人で話をするなんて、中学生以来で、父の行動にビックリしていたら、私が好きなコンビニスイーツを差し出して、『東京でもがんばってこい、おやすみ。』と一言つげてすぐ出ていってしまいました。
あとから母に聞いた話だと、私が中学で生徒会をしていたときも、高校や大学に合格したときも、東京の企業に内定をもらったときも、私には何も言わないけれど、いつも周りの人に自慢げに話をしていたそうなのです。
教育熱心とは程遠い父でしたが、実は私のことをちゃんと見ていてくれて、嬉しそうに話をしていたのだと聞いたとき、なんだか少しくすぐったい気持ちになりました。
普段何気無く言っていた『おやすみなさい』も、この日のものは特別で、その一言がずっと心に残っています。

チャーボー

女性/32歳/東京都/会社員
2020-06-18 07:43

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