案件
義理のお父さんのほっこり名言です。
義理のお父さんに対して私が感じた最初の印象は、背が高くどっしりとして、寡黙で会社の重役という雰囲気のちょっとすぐには仲良くなれないかな…という印象でした。
そんなお父さんと、子供の頃の夫の話です。
小学生の夫が布団でもう寝ようとしていた時、お父さんが帰ってきて夫の部屋へやってきました。
扉からヒョコっと顔を出し一言、「わしじゃ!」と発し去っていったそうです。
それを見た夫は、やはり子供心に近寄りがたいと感じていた父親が、そんなことを言うなんて…と妹と爆笑してしまったらしく、その笑い声が聞こえたお父さんも「わしじゃ!」と顔を出すことを繰り返したそうです。
おとうさんにそんな一面があったなんてと、私も聞いた時には驚きました。
たった一言ですけど、それまでの印象がガラッと変わりました。
今では孫である子供たちを溺愛してくれますし、寡黙だけど元々優しい人なんだなあとしみじみ思ったエピソードでした。
今年の父の日には会いに行けないけれど、お父さんの好きなカレーを送る予約をしました。
喜んでくれるといいなあ。
トビウオ
女性/44歳/東京都/専業主婦
2020-06-18 15:35