悩みながら
大学院一年目、当時付き合っていた彼女といつものようにデートして、家の前まで送った時 クルマを降りた彼女が切り出した。
別れましょう。
あまりにも突然のことで、余りにも星が綺麗な夜だったので全く受け止められず帰路についた
夜眠ったはずなのに、パッと目が覚めて、全てが否定されたような気分で、彼女だけでなくて自分も消えてしまいそうな不安に包まれて
階下の両親が眠る部屋まで降りていった
部屋の前に何故か正座して、そこで首を垂れて泣いていたら部屋の電気がついて、両親が出てきた
昨夜起きたことを話し、大学院を辞めたいと伝えた その時の父の一言
大学院「辞めるのは構わないが、男なら悩みながら大学院の勉強を続けたらどうだ?
そう言われた 僕は大学院を卒業し、その後海外に5年留学し、今は病院の副院長 無口な父の言葉に感謝です。
狙った獲物に狙われる
男性/58歳/東京都/会社員
2020-06-18 19:41