無くし物案件
本日の無くし物案件ですが
私の、「純粋に相手のことだけを想う心」はどこに行ったのでしょう。
先月近所に引っ越したのですが、
引っ越し当日に運びきれなかった荷物がいくつかあり、後日台車で運ぶことにしました。
台車と荷物を固定すれば良かったのですが「大丈夫だろう」と思い、片手で台車を押し、片手で荷物を支えて出発。
しかしバランスが悪かったようで、10歩歩けば荷物が落ちて直す、ということを繰り返すことに…。
そして坂道、慎重に押したものの荷物が落ち「またか~」と思ったその時、
「手伝いますよ!」と男性が声をかけてくださり、重い荷物をすっと荷物を台車に載せてくれました。
非常に助かりお礼を言ってまた進んでいくと、
今度はすれ違った警備中の男性が「荷物縛ってないのか~」と。
そのままどこかへ行かれたのですが、
すぐに懐中電灯とすずらんテープとハサミを持って戻って来られたのです。
そしてお仕事中にも関わらず、私の荷物と台車にひもを何重にも巻き固定してくれました。
そのお二人の優しさがすごく温かく、嬉しかったです。
同時に、最近は変に先のことを考えたり、自分の心や時間に余裕がなかったり、色んな言い訳をして
「誰かが困っているから助ける」という、シンプルなことができなくなっていることに気がつきました。
今回も反対の立場だったら同じように動けたかどうか。
以前は持っていたはずの「相手のことだけを想う心」をどこに落としてきたのか…。
今から探しに戻って見つけられたらいいな、と思います。
ぽっと
女性/31歳/東京都/会社員
2020-07-08 09:44