モヤモヤ
宅配便を出しに近所の配送センターに車で行った。
何かがいつもと違った。
モヤモヤ、ソワソワ…。
おそらくそんな人も多いのかもしれない。
だが、こういう時の車の運転はかなり危険との事なので、いつも以上にゆっくり、ゆったり。
宅配センターに着くとおそらく主婦のパートさんであろう方が一人で担当していた。
外にはすぐに行列ができた。
「遅えなぁ…」とは思った。
だが、すぐに思い直す。
「こんな時に子供や奥さんがいたらキツくあたってしまうのかもしれない…。それはいかん…。だから結婚できないのだな…。」
その時だった。
一人後ろの男が、
「後ろ、行列できてるよ!」
カチンときた。
「そのゴルフバッグを○り○おしてやろうか!」
と、思ってしまった。
が、すぐに思い直す。
宅配屋さんはかなり慌てていた。
「ど…、どうも、た…、大変お待たせしました…。」
同時に私の番が終わった。
「ありがとうございました。お願いします。」
と言うのが精一杯だったが、言い方の感情の部分は完全に「遅えなぁ…。」になってしまった。
深く反省した。
「こんな忙しい時に来てしまってごめんなさい。」
ぐらい言えなかったのか…。
気を取り直して車に乗り込むが、やはり落ち着かない。
こんな時はとにかくゆっくりゆったり走ろうと思った。
対向に右折がいてその後ろが詰まっていたら、とにかく先に行かせてあげる。
コンビニの出入りも先に行かせてあげよう。
とにかく右手を軽く挙げながら、とにかく軽く会釈をしながら前に進んだ。
すると、対向の後続からのサンキューのクラクションの連続。
皇族になった気分だった。
ロイヤルスマイルで応えようと思った。
そうだ!私はプリンセスマサコだ!
皆の者、苦しゅうないぞ!
みんな、ありがとー!
と、おもいきや、
信号無視しそうになった。(*´ω`*)
みっく。
男性/46歳/千葉県/アホだけど良いオトコをめざしちゃうハッピーなドライバー略してアホ
2020-07-19 21:45