今日の案件!(ぶら下がるタバコ)
本部長、秘書、社員の皆さま、お疲れさまです〜!
私は学生時代、都内の某インターネットカフェでアルバイトをしていました。
ネカフェのバイト、というと楽そうなイメージがあったりするようなのですが...私が勤めていたアルバイト先は、学生から会社員からヤのつく職業っぽい人から、様々なお客様が来店されていて、色々とハードな職場でした。
そんなある日、事件は起こったのです。
当時から都内のインターネットカフェでは、インターネットを使用する場合、都の条例により氏名住所等の確認を行う必要がありました。
例に従い、あるお客様にその旨をご案内し、書類を書いていただこうとしたのですが...書く気がないのか、字がめちゃめちゃ。
稀に、ふざけてそういったことをされるお客様がいらっしゃったので、やんわりと、「読みやすい字で書いていただけませんか」と言ったところ、お客様が突如、激昂。
それもそのはず、そのお客様の手をよく見ると...小指が少し欠けていらっしゃったのです。恐らく、落とし前的なことで、小指を詰めてらして、うまく字が書けなかった模様...
気付かなかったこちらにも配慮の欠けている点はあったのですが、お客様のあまりの激昂ぶりに、(これもネカフェではよくあることなのですが)110番通報をしました。
と、ここまで書きましたが、事件はこれではないのです。
激昂したお客様、どうやら近所では有名な「ヤンチャな」オジサンだったようで、お巡りさん達がすぐに駆けつけてくれました。
お巡りさん2人にズルズルと引きずられながら退店されるお客様。
去り際に、怒りに任せてお手元に持っていた一本のタバコを、カウンター側の私達に投げつけ...
なんと、そのタバコが、店長の顔面にジャストミートし、あろうことか下唇に引っかかり、そのまま店長の下唇からぷら〜んと吊り下がったのです...
状況的に誰も笑いませんでしたが、正直面白すぎて私は笑いを堪えるのに必死でした。
なお、火のついていないタバコだったので、店長のご尊顔は幸いなことに無事でした。
やみりー
女性/34歳/神奈川県/公務員
2020-07-20 18:53