東京の西の方

本部長、秘書、お疲れさまです。東京の西の方に在住の女性です。幸いにも私の住んでいる奥多摩町、檜原村はコロナ感染者が出ておりません。お天気の良い日は初夏の緑が美しく、例年なら土日の川辺はバーベキューを楽しむ観光の方々で賑わっています。緊急事態宣言が解除され、山登りや散策目的の方が増え、本数の少ないバスも混雑しだしました。ツーリングのバイク、ドライブの車で交通量も増えています。本部長だけでなく、テレビでいろいろなコメンテーターの方が西の方は大丈夫的なことをおっしゃいますが、そんなコトは無いんです。東京の限界集落と言われている地域です。大きな病院もなく、あるのは小さな診療所だけ。老人だけの世帯も多く、もしもコロナが入ってきたら、こんな田舎はひとたまりもありません。村外へ働きに出ている人は本当に気を遣って毎日を送っています。救急車で一番近いコロナを対応してくれるであろう総合病院まで軽く１時間以上かかります。東京にもそんな地域もあるのです。若い皆さんが気づかない健康保菌者の状態で、バスの中や公共のトイレ、土産物屋さんなどで、知らずに菌を飛沫させたとしたら…と思うと本当に心配です。観光の方々に来て頂きたいのも正直な気持ちですが、どうかマスクなどの万全の対策をして、ゴミなどは持ち帰るなどのマナーを守っていらして下さい。本当に本当にお願いします。

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